フィンランド・ヘルシンキで お買い物(免税可能)☆マリメッコMarimekko、ムーミンMoomin、フィンレイソンFinlayson
- 2018.08.08
- 旅行
フィンランドでショッピング&免税手続き
海外旅行の楽しみの一つと言えば、現地ブランドのショッピングですよね。今回はフィンランドのヘルシンキでお買い物&免税手続きをしたので免税手続きの方法をご紹介させて頂きます。
免税条件
「1店舗での買い物合計金額が40ユーロ以上」
免税対象の店舗でTax Refund をしたい旨を伝える必要があります。対象店舗は入口にTax Freeと記載されていることが多いです。夏にフランスに行った時は、1店舗で175ユーロ以上の購入で免税手続きの対象でした。
フィンランドの1店舗40ユーロ以上と言う免税条件は、5000円程度のショッピングでも免税対象になるので、なかなかお手頃価格な設定ですね。
免税手続きをして購入した店舗と購入金額
今回免税申請をしたのはこちらのお買い物です。
- マリメッコ 10,717円 ( 79ユーロ 換算レート 135.65円)
- ムーミンショップ 9,089円 (67ユーロ 換算レート 135.65円)
- マリメッコ 14,179円 (105ユーロ 換算レート 135.045円)
- フィンレイソン 14,316円 (105.52ユーロ 換算レート 135.045円)
- H&M 5,671円 (42ユーロ 換算レート 135.045円)
合計 398.52 ユーロ(53,972円)
たまたま入ったH&Mでセール品を数点購入したのですが、セール品でも合計40ユーロを超えると免税対象とのことでした。(狙ったかのような金額ですが、本当に偶然です)
免税手続き(タックスリファンド)での購入方法
店舗での購入時に「タックスフリー」で購入したいことを伝えます。
お店側から聞かれることはあまりないような印象です。必ずお会計時に自己申告しましょう。英語が苦手でも問題ありません。
「タックスフリー」と単語だけ言っても意味は通じるので自信を持って申告しましょう。
パスポートを提示の上、お支払いをします。
手続きに必ず必要になるのがパスポートです。コピーではなく、パスポート自体の提示が必要です。買い物をする時は必ずパスポートを持参するようにしましょう。
また、お会計をクレジットカード払いにする場合は、提示するパスポートと使用するカードの名義人が同一名義であることに注意してください。
特に申請方法にそのような注意書きがあったのかは覚えていないのですが、帰国時にリファンド手続きをした際に、私の前にいた中国人が職員さんに「どうしてパスポートの名義と購入者の名前が違うのか?」としつこく聞かれていました。
必死で片言の英語で説明&中国人特有の勢いで最終的にはリファンドしてもらっていましたが、スムーズに手続きを終わらせたい場合は提示するパスポートとクレジットカードの名義は同じ方が無難だと思います。
免税手続きに必要なバーコード付きの購入書類を受け取ります。
空港での手続きの時にすぐに出せるように全ての書類を1箇所にまとめておくと良いです。
「Do not Open in FInland」のシールが貼られた商品を受け取ります。
免税で購入する製品はフィンランド国内では開封できないので、直ぐに使用するようなものは免税手続きに含めてはダメなので注意してください。
後は出国の日まで開封せずに、空港まで持って行けばOKです。
空港でのタックスリファンド手続き方法
ヘルシンキ、ヴァンター国際空港に到着したら以下の手順で免税手続きを行います、
①2階の出発フロアーの航空会社のカウンターに行きチケットを発券してもらいます。
*発券時に、預け入れ荷物を預けることもできますが、この時に免税手続きをする購入品は預け入れ荷物には入れないように注意してください。
②1階にあるGlobal Blue のカウンターに並び、免税手続きをします。
*焦って先にこのカウンターに来ても、手続きには発券後のチケットが必要なので①からやり直しになるので注意してください。
かなり混んでいます。
帰国便は17:15発の成田行きでしたが、この時間帯は東京、関西、中国、韓国・・とアジア向けの便が密集している時間帯らしく、グローバルブルーのカウンターはいつも混み合っているとのことです。
40ユーロ以上から免税手続きができるので、大陸の人達は 大量のレシートを手にして並んでいます。1枚づつ、係の人が申請されたパスポート番号に間違いがないかを確認しているので、かなり時間がかかります。
③2階に戻り、免税品を預け入れ荷物に入れて再度チェックインカウンターで荷物を預ける
と、手順にしてみると一見簡単そうですが、とにかく時間がかかります。
先ほどのGlobal Blue のカウンターの手前に、写真のようなSelf Service の免税手続きの機会が1台だけあるのですが、なぜかあまり使っている人がいない。
気になったので、旦那さまに列に並んでもらっている間に試しに使ってみました。画面の下の部分にあるバーコード読み取り機でパスポートを読み込むようになっています。
感度が悪いのか、なかなか読み込んでくれなく苦労しつつ、なんとか次の画面へ進めました。免税対象のバーコードが表示されます。
ここまでは順調なのですが、なぜか5枚のレシートのうち3枚しか表示されません。
不足分は再度バーコードを読み込みように画面に指示が出るのですが、やはりこれも感度が悪く、全然読み込めません。結局読み込みできないので、元の列に戻りカウンターで免税手続きをしました。
列に戻った時に後ろに並んでいた中国人に機械でリファンドできたのか?と聞かれました。どうやら彼女も試してみてダメだったらしく、私の動きが気になったみたいです。
免税手続きが終わってセルフにチャレンジしている日本人を再度見掛けましたが、聞いてみたら、やはり上手く読み込めていないと言っていました。
この機械、あまりに使い勝手が良くないようです。長蛇の列の横にあるのに使っている人がいない訳が分かりました。
フィンエアー、ビジネスクラスのプライオリティレーン
2階の出発ゲートにある航空会社のカウンターはかなり混み合っていました。
手前のPRIORITY、PLATINUMと表示されているレーンは、優先レーンなのにかなり混み合っています。試しに一番後ろのSERVICE DESKと書いてあるレーンに行ってみたら、問題なく搭乗チケットの発券と荷物の預け入れをしてくれました。
レーンの違いは聞かなったので分かりませんが、どう言う使い分けをしているのでしょうか?
この後、出国手続は2階のセキュリティコントロールで行います。ビジネスクラスは3階のプレミアム セキュリティコントロールで出国手続きを行えるとのことで、3階に行くように言われます。
発券手続きで2階、免税手続きで1階、荷物の預け入れで再度2階、そしてセキュリティコントロールで3階、と空港内の全てのフロアを行ったり来たりしました。
最近免税手続きをした国の中では断トツに時間がかかって面倒な印象です。
この後のSecurity Cotrol も、かなりの距離を歩く上に時間がかかります。
免税手続きをする予定の人は出発時刻の3時間前には空港に着いてると良いです。
大げさだと思うかも知れませんが、2時間ちょっと前に到着して、優先レーンでセキュリティを通った私たちでも少し気持ちが焦ったのは事実です。
空港内で走っている人をかなり見掛けました。
最後に空港内で走るようなことにならないように、ヘルシンキからの帰国時は余裕を持って空港に行くことをお勧めします。
実際の免税金額は?
帰国後、クレジットカードの明細を確認してみました。10/12付けで3,934円がGlobal Blueから返金されていました。手続き時の説明では5日程でカードに返金される、とのことでした。直ぐに明細を確認した訳ではないので定かではありませんが、数日後に手続き日の日付で返金されるのではないかと思います。
手元にあったレシートを見たら、免税手続きをした際に明細をもらっていることに気づきました。手続き当日は焦っていて、内容を確認する余裕がなかったので気づきませんでした。
- マリメッコ本店 105ユーロ → リファンド13ユーロ
- マリメッコ アウトレットショップ 79ユーロ →リファンド 9ユーロ
- ムーミンショップ 67ユーロ →リファンド 5ユーロ
- H&M 42ユーロ →リファンド 5ユーロ
レシート内のリファンド合計は32ユーロ。
クレジットに戻ってきていた合計金額が3,934円なので、免税還付分の換算レートは122.9円になる計算になります。
ここで一つ重要なことに気付きました。フィンレイソンのレシート分が記載されていません。レシートを全て見直して、免税手続き済みのレシートには「CC REFUND GB Helsinki Airport」と赤いスタンプが押されているのに、1枚だけスタンプが押されていないものを発見しました。
- フィンレイソン 14,316円(105.52ユーロ 換算レート 135.045円)
マリメッコの105ユーロの免税額は13ユーロなので、おそらく同額くらいのリファンドがあるはずでした。換算レート122.9円で計算すると1,597円!
1600円くらいのリファンドを受け取れていないことになりますね。
Global Blueとe tax free ??
Global Blue でレシートを出した時、全てのレシートを渡したと思っていたのに、1枚渡し忘れていたのかなぁ?と不思議に思ったのですが、スタンプの押されていないレシートにだけ「e tax free」のシールが貼られていることに気づきました。(今さら?)
確かに、ヴァンター国際空港に到着した時に、2階のフロアにe tax free のカウンターもありました。出国フロアにあるのと、割と空いていたので一度立ち寄っているのですが、渡したレシートが主にGlobal Blueのものだったせいか、1階に行くように言われました。間違えて撮った写真も残っていました。
フィンレイソンの1枚分だけはここのカウンターで手続きが必要だったのか!
・・・今更気付いても、もう手遅れです。
少しだけ愚痴を言わせてもらえるなら、Global Blueのお姉さんが「これはうちでのリファンド対象じゃないからe tax free に行ってね」と言ってくれたら良かったのに。。と思います。購入時の店舗で受け取るtax freeの書類さえ自己申告制しないともらえない国で、そんな親切な対応期待してはダメなのだとは思いますが。。。残念です。
空港には余裕を持って行きましょう
やっぱり空港には余裕を持って行かないとダメですね。慌てていて、全てがきちんと手続き完了していないことに気づかないことがあっては困ります。
特に、今回のように購入した店舗によって免税手続きのカウンターが異なる場合は、出国前に2箇所で免税手続きが必要になることが分かりました。
40ドルと言う少額から免税手続きができるせいで、複数の店舗のレシートを持ち込みことになる影響なのだと思います。良い勉強になりました!
ハワイのパワースポットに行ってきました!
-
前の記事
マリメッコづくし!フィンエアー Finnairビジネスクラスで行くヘルシンキの旅 2018.08.07
-
次の記事
BS「2度目の○○」シリーズ、ソウル編でも紹介された本場韓国のタッカンマリを食べに行ってみた 2018.10.14