不妊治療、転院を決意しました
- 2020.09.05
- 不妊治療
不妊治療、開始から2年半
不妊治療を始めて2年半が経ちました。2017年の11月に初診に行き、実際の採卵を始めたのは2018年の2月からでした。初診の時期から計算すると治療開始からもう2年7ヶ月になります。
この間に行った採卵の回数は15回。移植は5回。
体に負担が少ないことや、周りから評判が良かったこと、自宅と会社の中間地点くらいにあって通院もし易かったことなどから、西新宿にある加藤レディスクリニック(KLC)に通っていました。
この病院の一番の特徴は自然周期での採卵と、麻酔なしでの採卵を行う為、女性の体への負担が少ない点になります。一度の採卵で私の場合は1個〜3個の卵子が取れていました。自分でメモしていたものなので、所々詳細の記載がないものもありますが、過去15回の採卵の状況はこんな感じです。
- 2018年2月・・・採卵数ゼロ
- 2018年3月・・・採卵数2(受精1)
- 2018年5月・・・採卵数1(受精0)
- 2018年6月・・・採卵数ゼロ
- 2018年7月・・・採卵数1(受精1)
- 2019年1月・・・採卵数3(受精2)*1個は凍結
- 2019年3月・・・採卵数2(受精1)*凍結保存
- 2019年6月・・・採卵数3(受精3→胚盤胞0)
- 2019年10月・・・採卵数1(受精後胚分割異常で培養中止)
- 2019年11月・・・採卵数1(受精後胚分割異常で培養中止)
- 2019年12月・・・採卵数2(受精2→胚盤胞0)
- 2020年2月・・・採卵数2(異常受精だった為、受精ゼロ)
- 2020年3月・・・採卵数2
- 2020年4月・・・採卵数1(受精1、胚盤胞手前で分割止まったので培養中止)
- 2020年5月…採卵数1(受精1、胚盤胞まで育たず凍結ゼロ)
初期胚での新鮮胚移植
- 2018年3月
- 2018年7月 流産
- 2019年1月
胚盤胞での凍結胚移植
- 2019年5月
- 2019年8月
採卵できるし受精もする。胚盤胞まで育たないのはなぜ?
治療の履歴を見ると、採卵はできているし受精もできてはいるんですよね。
胚盤胞まで育たない理由を培養士さんや先生に聞いても、「良い卵じゃなかったんですね、また次回頑張りましょう」と言われるだけで、具体的な理由を説明してはもらえません。曖昧な回答をもらえるだけなので、スッキリはしないのですが、すぐに次の生理が来てしまって、また次の周期の治療を行う・・・と言う状態が続いていました。
県外の病院で新しい治療法?
そんな時に、たまたま見ていたテレビで不妊治療の新しい治療法で妊娠に成功したとニュースがやっていました。受精卵の周りの透明体と言うものを除去することで、受精卵が正常に発育しないタイプの不妊に治療効果が見られた、と言う内容でした。
自宅から通える距離ではないので、転院することはかなり迷いましたが、受精卵の発育不全に効果が期待できるかも・・と言うことが気になり、すぐに病院に電話して確認しました。
不妊治療を始めて2年半が経過していて、ここ半年は採卵して受精はするけれど、胚盤胞まで育たないので移植ができていないことを伝えると、透明体の除去での効果が期待できるかも、とのことでした。
最後の治療へ・・・転院を決意
夫婦で良く話し合いました。自宅を離れての治療となると費用的な負担が増えることや、仕事への影響も含めて良く考えました。
結論として私たちが出したのは、やめ時を考えながら治療を継続していても、費用と時間がかかることに変わりはないのだから、転院して新しい治療法を試してみて、それでもダメならキッパリ不妊治療をやめる、と言うのはどうだろうか?と言うことです。
移植のできない状態が続いていて、治療のやめ時について迷っていたのもあるので、最後の治療として試してみることにしました。
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